【自分で自分の身体をケア】

今回のブログでは、「自分で自分の身体をケア」についてお伝えさせていただきます。
私たちの身体は、疲労が蓄積すると悲鳴をあげてしまいます。
例えば、肩がこり過ぎると頭痛に悩まされます。
この時は、脳が痛みの信号を発信しているので自分で感じ取ることが出来ます。
しかし、日々の忙しさで疲れが溜まると、整骨院や整体院に通うことでプロにみてもらいます。
数週間または数か月間は、身体をケアする方もいるでしょう。
身体をケアするのに、実行しているのは正しい決断です。
最も重要なのがここから先の話です。
第一ステップは、ゆがみを減らす事です。
整体ではゆがみが取れて、筋肉の緊張が緩むので全身の血流が良くなります。
つまり、自然治癒力が発揮されて身体を回復する力が高くなります。
私が大切にしているのは、ゆがみまたはこりを見つけたら患者さんに伝える事です。
例えば、筋肉を触った時に硬い部分があると、その部位について言葉で表現します。
ここまでは、整体で症状が変化していく段階です。
第二ステップは、自分で自分の身体の変化に気づけるようになる事です。
例えば、朝目が覚めて頭痛がした時はどんな行動をとるでしょうか。
今日は、頭が痛いからと頭痛薬を飲むかもしれません。
痛みがひどければ、頭痛薬に頼る事も必要になります。
頭痛薬を飲む行為は、決して間違っていません。
最初に意識しなければいけないのは、最近の出来事を思い出してみることです。
①仕事が忙しく疲労が溜まっている。
②片側だけで荷物を持っている。
③スマホに夢中になっている。
など自分の行動を振り返ってみましょう。
例えば、肩が痛ければ何か原因があるのではないかと記憶をたどります。
出勤する時に、片側だけで荷物を持つ時間を減らしてみようという考え方になります。
つまり、自分の身体の変化に気づくことが最も大事なのです。
ここで、判断ができたら不調の悪化を防ぐこともできます。
仕事でストレスが溜まっているから呼吸法を取り入れよう。
先生に身体の状態を確認してもらおう。という発想ができるようになります。
つまり、自分の心の座標軸をつくって判断する事です。
私たちの心と体は一つにつながっています。
どこか一か所が傷つくと、連動して別の部位に症状が現れます。
両親から授かった身体を大切にして日々を過ごしましょう。
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)