片頭痛の予防法

今回のブログでは、片頭痛の予防についてお伝えさせていただきます。
一次的な対策ですが参考にしてみてください。
1.【片頭痛の予防体操】 ※文字だけではわかりにくいので、下の動画をご活用ください。
ステップ1 最初は、立った状態で肩幅に足を開きます。
あごを引き両肩を下げて身体の力を抜きましょう。
ステップ2 両ひじを90度直角に曲げて胸の近くまでもっていきます。
手の平が下で甲は上向きになります。
ステップ3 腕を右に動かして、左ひじが顔の正面に来たら、次に反対側に動かします。
右ひじが顔の正面に来たらまた、反対側に動かします。
この時は、頭と体は軸になっているので決して動かさないでください。
腕を左右に動かす体操を2分間したら終了です。
毎日続けていると、片頭痛特有の「圧痛点」が消えて慢性片頭痛の予防になります。
体操は椅子に座ってもできるので、やりやすい方法を選んでくださいね。
参考文献
「片頭痛」からの卒業 (講談社現代新書) | 坂井 文彦著
2. 片頭痛の時の安静方法
① 音に敏感になるので騒音の場所を避ける。
② 照明の強い場所または日差しを避ける。
③ スマホの使用頻度を控えて目に入る光を減らす。
④ 香水やたばこの臭いがきつい場所を避ける。
⑤ 発作時は行動を控えて静かな場所で休憩する。
3. 寝すぎも頭痛の原因
寝すぎは空腹時間が長くなり血糖値が下がるので、睡眠に注意する必要があります。
仕事が忙しくて食事を取るのが難しい方は、あめ玉をなめて予防しましょう。
4. 氷で冷やすのも効果的
広がった血管を収縮させるために、痛みのある部位に氷を当てて冷やすと良いです。
血管が収縮するので一時的に痛みが治まることがあります。
※こりからくる緊張型頭痛の場合は冷やすと逆効果なのでご注意ください。
5. 生理前後の時も気を付けよう
女性はホルモンバランスの影響で、生理前後や排卵期に頭痛が起きやすくなります。
その時に不足しているのは、マグネシウムになります。
必須ミネラルの一つで脳神経を安定させる効果もあるので、食事を意識しましょう。
≪マグネシウムが含まれている食品≫
ひじき 昆布 わかめ 海藻類 ほうれん草 大豆など
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)