【意識の力と自律神経の関係】

今回のブログでは、「意識の力と自律神経の関係」についてお伝えさせていただきます。
日々の生活で呼吸法や体操をしていれば心身が健康になっていきます。
運動のやり方には色々ありますが全身の循環が良くなるので身体が変化していきます。
肩が凝って頭痛がしている方は、血流が良くなれば改善の方向に向かっていくでしょう。
あなたが日々の生活で取り入れている健康法の効果を高くするのが意識の力になります。
呼吸法では、息を吸って吐く間に意識をすれば効果に違いがあります。
それは、身体のどこをイメージして呼吸をしているかになります。
例えば、肺は空気中の酸素を取り込んで、いらなくなった二酸化炭素を外に出すガス交換をしています。
意識して呼吸をしていると効果が変わります。
なぜならば、休むことなく内臓が動くのは自律神経の働きになるからです。
内臓を意識して呼吸をするだけで感謝の気持ちも強くなります。
また心と体はつながっているので、思いは神経を通して体に伝わります。
他の内臓には以下のような働きがあります。
① 心臓=酸素や栄養素を運んで血液を全身に巡らすポンプの働き
② 膵臓=膵液を十二指腸に送って栄養を分解し小腸での吸収を助ける、また血液中の糖分の量を調節
③ 小腸=胃や十二指腸で消化された食べ物を分解して栄養素の吸収
これらの働きはごく一部ですが、他にも様々な役割があります。
つまり、意識の力を活用すると回復が速くなります。
それだけ心身が持っている力というのは偉大なのです。
その力は全ての人に備わっているので、普段取り入れている健康法を意識するだけで自律神経に良い影響があります。
神経の働きは目には見えないですが、心と体をつないでいます。
また、人生を生きていくのにも重要になります。
健全な心身にしていくために意識の力を取り入れてみてくださいね。
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)