【自律神経を整えるための呼吸法 ~後編~】

今回のブログでは、「自律神経を整えるための呼吸法 ~後編~」についてお伝えさせていただきます。
日々の生活で、呼吸のリズムを整えることが大切になります。
呼吸が、重要なのはある理由があります。
① 酸素・栄養を全身の血液に届けることができる。
② ゆっくり深い呼吸で、血流アップになる。
③ 疲れにくい身体になる。
このように、意識して呼吸ができるようになると多くのメリットがあります。
では、酸素をたくさん取り入れて、血流が良くなる呼吸法をしていきましょう。
【呼吸法で、横隔膜を緩める方法】
呼吸といえば、肺が膨らんで縮むイメージがありませんか。
実は、肺はガス交換が目的であり、呼吸の深さをコントロールしているわけではありません。
実際は、横隔膜が呼吸運動に関与しています。
その横隔膜も自律神経に支配されているので、上手に膨らんだり縮んだりしないと、呼吸が乱れやすくなります。
では、簡単に出来る呼吸法をお伝えしましょう。
座っている状態で、みぞおち付近を手で抑えて頭の方に向かって引き上げます。
横隔膜を上にあげたままの状態を維持して、数回深呼吸をします。
深呼吸の目安は、「4秒で吸い7秒で吐く」を繰り返してください。
なぜならば、吸うときに交感神経が働き、吐くときに副交感神経が働くからです。
そうすると、より横隔膜が上下に動くようになるので、酸素がたくさん入ってリラックス効果が高くなります。
※ 呼吸の回数は、数回でも効果があるので、楽にできる回数から始めましょう。
以下の動画を参考にされてみてくださいね。
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)
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