緊張型頭痛のセルフチェック

緊張型頭痛のセルフチェック

緊張型頭痛と片頭痛には、ある違いがあります。

ここ3ヵ月の間に、頭痛がしたときのことを思い出してチェックしてみてください。

  • 頭の両側がぎゅっと締め付けられる圧迫した頭痛を感じる。
  • ベッドなどに横になっていなくても、痛みに耐えられる。
  • 歩行時や階段の昇降で痛みが悪化しない。
  • 頭痛のときには、吐き気や嘔吐はない。
  • 頭痛がしているときに光に対して過敏にならない。
  • 頭痛のときに音に敏感になったり、静かな部屋で休みたくなる。

緊張型頭痛は、片頭痛と違い、吐き気、嘔吐、においに敏感、動いて痛みが悪化するということはありません。

チェック項目に4つ「はい」がつくと、緊張型の頭痛の可能性が高くなります。

【押さえておくべき重要なポイント】

見極め方としては深くお辞儀をして胸の近くまで頭をおろしてみてください。

緊張型の頭痛は、筋肉の血管が収縮して起こるので、脳圧が上がっても、痛みは悪化しません。。

たとえば、仕事で交感神経が高い状態が続くとストレスが蓄積して、緊張型頭痛が発生しやすくなります。

週末に休みが近づくと「ストレスから解放」されることで、血管が拡張して、片頭痛を引き起こす方もいます。

このように、緊張型頭痛と片頭痛を繰り返す対応を「混合型頭痛」と言います。

 

参考文献【「片頭痛」からの卒業(講談社現代新書)|坂井文彦著】

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