【過去の生活習慣が現在の身体をつくっている】

今回のブログでは、「過去の生活習慣が現在の身体をつくっている」についてお伝えさせていただきます。
ある保険会社の統計によると、七大生活習慣病は以下のようになっています。
1 がん(悪性新生物)
2 心疾患
3 脳血管疾患
4 糖尿病
5 高血圧
6 肝硬変
7 慢性腎臓病
この中で三大疾病と呼ばれるのは、がん(悪性新生物) 心疾患 脳血管疾患です。
※ 2021年の統計になります。
疾病ではこのような統計が出ていますが、不調にも原因があります。
その原因とは、15%が食物 15%が生活習慣 70%が考え方になります。
この考え方とはストレスです。
過度なストレスは自律神経が乱れる原因にもなります。
もしあなたが、体がだるい・睡眠不足が続く・肩こりがつらい・慢性腰痛などで悩んでいれば過去の生活習慣を思いだしてみてください。
どんな生活をしていましたか。
例えば、朝食を取らない・すぐ市販薬に頼る・こりがひどくても放置する・足を組んで座るなど様々でしょう。
実はこの生活習慣に大きな落とし穴が隠されています。
なぜ、現在のつらさと過去が関係しているのでしょう。
私たちの身体を作るのに、運動・食事・睡眠のリズムが関係しています。
日々の生活で、これらのことを取り入れれば健康な身体が出来上がります。
しかし、不摂生な生活を続けていると体が悲鳴を上げてしまいます。
本来は、身体に滞りがなく体液が全身を循環しなければなりません。
疲労が蓄積すると体がゆがんで血流が滞りやすくなります。
その状態が長く続くと、こりが出来て痛みにつながります。
これを防ぐには健康な生活習慣を取り入れる必要があります。
もし今の悩みが解消されないのであれば、考え方を変えることです。
例えば、朝食を取らない方は、早起きしてヨーグルトだけでも食べて生活に変化を取り入れると良いです。
胃の中に食物が入ると、蠕動運動が始まるので胃腸が動いて内臓の働きが良くなります。
このような習慣を取り入れると体内が変化していきます。
他にも、座る時足を組む癖がある方は深く座りましょう。
その理由は、深く座ると足が組みにくくなるからです。
また、同じ側で足を組むのではなく反対側で組む方法もあります。
このように、いつもと違う変化を取り入れると考え方を変える習慣になります。
つまり、今の生活スタイルが楽だからと同じことを繰り返さない事です。
世の中に、現状維持は衰退という言葉がありますが、何も変えないという事は将来も変わりません。
過去の生活習慣が自分の身体を作っています。
今の生活スタイルを見直して、いつもと違う変化を取り入れれば未来は変わります。
しかし、私は不調ではないからと言って同じ生活を続ける方もいるでしょう。
ここは、非常に気を付けなければなりません。
なぜなら、今は良くても3年後または7年後に、不調になる可能性があるからです。
地味な努力の積み重ねが、幸福の道につながります。
まずは、簡単に出来る健康法をリスト化して実行していきましょう。
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)