【自律神経を強くする呼吸法】

今回のブログでは、「自律神経を強くする呼吸法」についてお伝えさせていただきます。
活力を吸収する呼吸法を応用したやり方になります。
呼吸の調整だけではなく、自律神経の働きを強くするのが目的です。
ふくらはぎにはポンプ作用があるので筋肉を鍛えれば鍛えるほど、全身の循環が良くなります。
また、心が揺れ動かない安定したメンタルを手に入れる事も出来ます。
今回も立位でする呼吸法になります。
では、実際にやっていきましょう。

自律神経を強くする呼吸法
ステップ1
かかとを軸にして足先を約45度に開き、親指を手の中に入れて軽い拳をつくります。
肩甲骨は内側に寄せて胸を開きます。

ステップ2
最初は鼻から息を吐いて、口で息を吸いながらかかとを上に上げていきます。
足元がふらついてもいいので、つま先立ちで上まで上げていきましょう。

ステップ3
重心は丹田(臍下)を意識して下腹部に力を込めます。
かかとを上げている時は肩に力が入っていない状態です。また体幹の筋肉が鍛えられるとふらつきにくくなります。
ステップ4
かかとをゆっくり下げながら鼻から息を吐いていきます。
かかとを地面に付けず1センチの隙間をつくって、口から息を吸いながらかかとを上げていきます。
この運動を3回していきましょう。
「最後に」
新鮮な空気を取り入れるために、屋外または室内の窓を解放してするのが理想的です。
活力を吸収するための呼吸法と組み合わせれば、心身の状態が整って元気になっていきます。
またふくらはぎの筋肉が強くなると、肩こり、頭痛、腰痛、冷え性、むくみなどの予防効果も期待できます。
非常に簡単な呼吸法なので日々の生活に取り入れてみてくださいね♪
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)