【内臓の運動で自律神経を整える】

今回のブログでは、「内臓の運動で自律神経を整える」についてお伝えさせていただきます。
自律神経を整えるのに大事なケアとして呼吸法があります。
呼吸法だけではなく身体を動かして内臓の働きを良くするセルフケアもあります。
この運動は特殊な方法が含まれた健康法になります。
その理由は、哲人中村天風が生み出した運動になるからです。
正式名は「養動法」になります。
早速やり方をお伝えさせていただきます。

★養動法★
①あぐらまたは正座姿勢で座った後に、手を組んでメガネみたいな輪っかをつくります。
※椅子に座って行う時は、浅く座り足の裏を地面につけます。
②次に肛門を軽く締めて臍(へそ)下に重心を置きます。
③お腹を時計回りに円を描きながらゆっくり回していきます。
頭と腰を使って地面に「の」の字を書くイメージです。
※猫背姿勢は雑念妄念が出やすいので、背中を伸ばしましょう。
この運動を数分以上続けていると徐々に効果が現れてきます。
※どのような動きなのかは下の動画をご覧ください。
さらに意識の力を活用すると一段と良くなります。
お腹を回している途中は臓器の働きを意識します。
例えば、肝臓は蛋白(たんぱく)の合成や栄養の貯蔵、有害物質の解毒作用などがあります。
腎臓は、血液をろ過して老廃物や塩分を排出する機能があります。
難しく考えずに、いつも働いている内臓に感謝して動かすと非常に良い結果が現れます。
このようにイメージをしながら運動をすると効果が高くなります。
ぜひ日々の生活に取り入れてみてくださいね。
「効果効能」
① 精神面
自律神経が安定する・何事にも動じない胆力を養うなど
② 肉体面
活力が全身に行き届く・血液の循環が良くなる・消化吸収の促進・内臓の硬さと緊張を和らげる・運動不足解消など
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)