【自律神経について知っておくべき10のポイント~前半~】

今回のブログでは、「自律神経について知っておくべき10のポイント」の前半についてお伝えさせていただきます。
整体院Happy・Birdが誕生するまで9年!そして3285日を費やして結果を追跡しました。
これが自律神経について学びを深めた10の重要なポイントです。
【自律神経について知っておくべき10のポイント】
1 自律神経が乱れる4大原因
自律神経の乱れる原因は気付きにくいので、日々の生活で意識を変えなければいけません。
それが症状の改善をするのに最も早い方法です。
なぜなら、自律神経の乱れには4つの原因があるからです。
① 人間関係でのストレス
② 食生活(添加物・化学調味料・食生活の乱れなど)
③ 気温変化の差
④ 電磁波の影響
現代ではこのように、様々な要因がからみあって自律神経の乱れを引き起こしています。
2 呼吸のコントロール
肺はガス交換が目的であり、呼吸の深さをコントロールしているわけではありません。
なぜなら、横隔膜が呼吸をコントロールしているからです。
その横隔膜も自律神経が支配しています。
ここで、上手に膨らんだり縮んだりしていないと呼吸が乱れてしまいます。
日々の生活では、鼻から息を吸って口をすぼめてゆっくり息を吐きましょう。
横隔膜が動くので内臓のストレッチにもなります。
3 痛みの恐怖で自律神経の乱れ
専門分野の医師は、一か月に「15日」以上頭痛薬を飲むと薬物乱用頭痛と診断すると言います。
他にも知っておくべき事実があります。
それは、病院で処方される薬でも10日以上飲むと薬物乱用頭痛の可能性が高くなることです。
頭痛薬を飲み続けていると、脳が敏感になるので些細な事でも痛みを感じてしまいます。
頭痛薬を飲めば痛みは治まりますが、また頭痛がしたら飲むという行為を繰り返します。
重要なのは、「薬は、炎症を止めるのではなく痛みを抑えている」だけということです。
4 自律神経が血管を支配
こりが原因の頭痛は温めると効果があります。逆に片頭痛の場合は冷やさなければなりません。
なぜ、この二つには違いがあるのでしょう。
こりが原因の場合は、血管が収縮しているので温める必要があります。
拡張して膨らんでいる場合は、血管を収縮するのに冷やす必要があります。
見極める方法として、階段の昇降時や入浴した後に痛みが軽減するようであればこりが原因の頭痛の可能性が高いです。
片頭痛の場合は、吐き気・嘔吐・においに敏感になるなどの別の症状が現れます。
5 強い刺激は逆効果
頭はとても繊細なので、刺激を入れ過ぎると大変なことになります。
その理由は、脳圧が上がるので下げるため吐き気や嘔吐が起こるからです。
特に高血圧の方はなりやすいので注意をしましょう。
また、マッサージで効かないからもっと強くしてもらいたいのは「よくある間違い」です。
なぜなら、強い刺激は脳が危険を察知して無意識に防御姿勢に入るからです。
つまり、まだ効かないからもっと強くしてという逆効果になってしまいます。
身体を守るために優しく緊張を緩めましょう。それでも疲労は取れます。
次回は後半の6~10をご紹介しますね。
◆【自律神経について知っておくべき10のポイント~後半~】はこちら
(あん摩マッサージ指圧師/高野智洋/整体院Happy・Bird院長)